お客様に途中で帰られてしまう・チェンジ・逆指名を受けた場合
セラピストという職業は、物を相手にするわけではなく対人の仕事です。
セラピストとして現場(店舗)デビューしたばかりの頃や、中途半端に自信がついた頃に起きる可能性のあることが
・お客様からお𠮟りを受けた
・施術途中で帰られてしまった
・別の施術者に変わってとチェンジを受けた
・予約時に「〇〇さん以外で」と、逆指名を受けた
このような事例はあるあるですよね。
特に男性の施術者は容赦なく言われます。
女性施術者で、このような言われ方をする場合はかなり深刻だと思ってください。
では、なぜそのような事が起こるのか?
多くの原因は、第一に技術不足です。
同じ店舗の他のセラピストや先輩セラピストと比較して、お客様にとって許せないレベルだったということです。
デビューしたてで現場経験が乏しいから仕方ないという気持ちはわかります。
誰でも初めからベテランさんと同じように揉めるという事は不可能です。
ですから、大抵のお客様は新人さんかな?という事を加味して受けて下さることもありますが、それでもお叱りを受けたり帰られてしまわれる事は余程ダメなんだと自覚することが大切です。
セラピストさん自身も落ち込むでしょうけど、挽回するには練習しかありません!とにかく実戦で揉む!
最初のうちは指も痛かったりありますが、空いた時間に先輩セラピストさんに体を貸していただいて練習しましょう。
次に考えられることが、お客様との圧倒的なコミュニケーション不足です。
ここでいうコミュニケーション不足とは、ペラペラ世間話やお話をするコミュニケーションとは違います。
お客様の要望やお疲れの箇所、強弱、施術の流れ、お客様にご説明し承知して頂いた状態で施術できてないなど確認不足による事が多いです。
聞きすぎもよくありませんので塩梅が難しいところではありますが、初めのうちはお客様に対し自分勝手なことをしないことです。
他のどの仕事でもそうですが、わからないとか自信ないなら聞いて確認しましょう!
最後に慣れてきた頃にやらかしてしまう場合の原因が【慢心】です。
セラピストさん自身にそんな気が無くても、心のどこかで【おごり高ぶっている】場合に起こります。
お客様にきちんと説明しないまま、僕・私に任せてくださいと全くお客様に寄り添わず施術をしたり、言動のどこかでまるでどこかの大先生になったように振舞ってみたり、お客様のことを頭から置き去りにしていませんか?
何年か現場で施術してきたことにより、このお客様は「これぐらいでいいだろう」と手と気を抜いていませんか?
今一度初心に帰るきっかけと思いましょう。
以上、お客様にお叱りを受けたり帰られてしまう場合やチェンジを受けてしまう場合の事例を挙げましたが、自信を見つめなおすキッカケと思い改善しましょう。