セラピストという呼び名
個人的には【セラピスト】という呼び名が好きではない。
この呼び名が出てきた時期が、僕がこの仕事を始めて数年後の事だった。
突如一律に【セラピスト】と名称を呼ぶようになった。
職業問わずならば、アロマ関連からもみほぐし・タイ古式・はたまたメンズエステまで【セラピスト】なのである。
便宜上仕方なく【セラピスト】と使うしかない場合がありますが、例えば治療家の方たちがセラピストとは名乗らない。
理学療法士・作業療法士の方などがセラピストとは名乗らないのです。
おそらく、いろいろな絡みですみわけ的に発生した言葉だと思うけれど、初めて聞いたときは「セラピストとはなんだ?」と思ったものです。
そもそもセラピストとはセラピーからの内面のケアを主眼としているはずであり、個人的には僕は施術家でありたいと思っている。
常にお客様の体や様子を見ながら、指先まで集中して施術を繰り返している。
お客様に対し、少しでも、もう少し、なんとかしてあげたいと、いつもどう効率よく、いかにお客様の為になることができるかを考えている。
心は、自分は施術家であると思っていつも施術している。
だから、うちの場合は「うちのセラピスト」や「セラピストの紹介」とは言わない。
同じ志を持った【スタッフ】であると僕は言いたいし思いたい。