施術スタイルの崩れ

長くセラピスト(施術者)をしていると、知らず知らずの内に自分の施術スタイルの基本が崩れる事があります。

大抵は施術をしていて、ある日ご自身で「あれ?」「私、下手になってない?」と気付きます。

手がうまく動いてなかったり、指先の感覚、お客様への施術アプローチなど、何か違和感を感じる事があるでしょう。

崩れる原因は様々で、知らず知らず変なクセがついていたり、慣れからくることもありますし、手技を広げ過ぎて全て詰め込み過ぎて中途半端で訳が分からなくなっていたり、諸先輩方のそれぞれのアドバイスを聞いていたら定まらなくなったり。

そんな時は、リセットしてやはり基本に忠実にあえて戻してみましょう。

おそらくすでに個人の施術の流れやスタイルもできあがっている頃のハズですので、それらをいったん捨てて基本の習った通りに戻してみます。

すると、最初は違和感がありますが最初できていたのに出来なくなっている部分や、言い方は悪いですがいい加減になっていた部分、押し方一つさえも見つめなおせます。

数人分も基本をやれば、とてつもなく崩れてない限りまあまあ戻るはずです。

ある日ご自身の施術に違和感を覚えたら、一度基本を思い返して施術してみて下さい。